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探偵調査員になるための方法とは?3つのルートを解説

探偵になるための方法は、大きくわけて「探偵学校に入学する」「求人に応募する」「開業する」の三つがあります。

いったいどの方法が一番効率的でスピーディーなのでしょうか?

今回は、探偵になるためのこれらの3つのルートについて簡単に解説していきます。探偵になるためにどういった道筋をたどればいいか迷っている、という方はぜひ本記事を決定の参考にしてみてください。


1. 探偵学校に入学する

まずは、探偵になるための方法のひとつである探偵学校への入学、についてみていきましょう。

探偵になりたいと考え始めたばかりの人のなかには、探偵になるために学校に行く必要があるの? と驚いた方も多いのではないでしょうか。
実際、探偵になるために、探偵学校に必ず行く必要があるか、というと、別にそういうわけではありません。


探偵学校に通わずとも探偵になることはできます。

では、わざわざ探偵学校に通う意味とはなんでしょうか。

それは、探偵業に必要なスキルである、尾行、張り込み、撮影について学ぶことができたり、関連した法律を学ぶことができたりすることによって、これまでまったく知識のなかった人でも探偵になるための知識を学べるという点です。

それに、探偵学校の多くは探偵事務所と提携・連携しています。そのため探偵学校を卒業したという条件付きで探偵事務所の就職の斡旋を受けることができる可能性もあるのです。


そのため、探偵になるための知識やコネがまったくない人の場合、探偵学校に入学してその後探偵事務所に就職する、というルートを辿るケースもあるのです。


2. 探偵事務所の求人に応募、就職する

次に探偵事務所の求人に応募し、就職するというパターンをみていきましょう。
探偵になろうと考えた人が、最初に思いつくのがこの方法でしょう。

探偵の求人はあらゆる場所で見つけることができます。


多いのは、求人広告、求人サイト、探偵事務所の求人ページなどですが、ハローワークに求人を出している探偵事務所もあります。

求人を見てみると、意外にも未経験者可の求人が多いことに気がつくでしょう。
ただし、その雇用形態は要チェックです。雇用形態にはアルバイト、正社員、派遣社員、などがあります。また、半年間は試用期間とする、となっているところもあります。


探偵事務所は未経験の人材も受け入れているところが多いですが、最初は見習いのような扱いで、アルバイトしての雇用になることも多いのです。

また、試用期間を長めに設けている探偵事務所もあります。


3. 探偵事務所を開業する

最初から探偵事務所を開業してしまう、という手もあります。

たとえば警察のOB・OGなどで、探偵業務ができる力や営業力が既にある、という場合は、いきなり開業してしまうのも手でしょう。
探偵業開始届出書を提出すれば、開業そのものは可能です。


ただし、警察など前職で経験を積んでいないと、いきなり開業して実績を積むのは難しいですし、そもそも素人に仕事を依頼しようと考える人は少ないでしょう。

探偵事務所は比較的開業のハードルが低いため、開業するだけなら誰にでもできます。問題は、どうやってお客さんを集めるか、実績を積み上げて行くか、です。
いきおいで開業してしまったら、開業できたはいいけれど続かなかった、というケースもあります。


勝算がない場合はいきなり開業するのではなく、一度探偵事務所に就職して実績を積んでから独立するのが得策でしょう。


「探偵学校に入学する」「求人に応募する」「開業する」どの方法が一番いいの?

今回は、「探偵学校に入学する」「求人に応募する」「開業する」という3つの探偵になるための方法を解説してきました。


探偵になるためのルートは主にこの3つです。
では、どのルートを通るのが一番合理的でしょうか?


警察のOB・OGなどで、すぐに探偵業務ができたり、営業に強みがあったりする場合には、まずは開業してしまいましょう。

そうでない場合は、探偵学校に入学するか求人に応募する必要があります。
まずは、求人に応募してみて、今のままでは受からない、とわかったら探偵学校に入学する、というのも手です。
探偵学校に入学する場合は、卒業後の就職率などについて必ずチェックして、比較検討してから入学するようにしましょう。

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